4月8日に古泉英貴教授就任祝賀会をザ・ナハテラスにて執り行いました。県内外より多くの皆様にお越し頂き、計174名のご列席を賜りました。4月の沖縄としては最高気温が19度と肌寒い週末でしたが、皆様の祝福ムードで会場は温かく、和気藹々とした和やかな会となりました。
ウェルカムドリンクのシャンパンで既にほろ酔い気分の中で開式を迎え、琉球大学を代表し、石田肇先生(琉球大学大学院医学研究科長)、藤田次郎先生(琉球大学附属病院長)より素敵なご挨拶を頂きました。その後、知念靖先生(沖縄県眼科医会会長)より乾杯の音頭を頂戴した後、医局員より教授へ祝賀ムービーの上映をさせて頂き、会場は更に盛り上がりました。
皆様を代表して、大鹿哲郎先生(筑波大学眼科教授)、小椋祐一郎先生(名古屋市立大学眼科教授)、木下茂先生(京都府立医科大学感覚器未来医療学教授)、外園千恵先生(京都府立医科大学眼科教授)、飯田知弘先生(東京女子医科大学眼科教授)よりご祝辞を賜りました。非常に御高名な先生方にお会いすることができ、医局員一同、心より光栄でございました。先生方、ご多忙の中、沖縄までお越し頂き誠に有難うございました。また、海外の著名な先生方からのビデオレターも多数届き、なんとも豪華な先生方からのメッセージに驚愕、古泉先生への敬意が増すばかりです。
古泉英貴先生は2017年10月より琉球大学眼科学講座の教授に就任されました。現在45歳、日本で最年少の眼科教授でおられます(2018年4月現在)。我々医局員は「新教授の就任」に際し、今後どのような医局になってしまうのか、怖い先生だったらどうしようと不安を抱えておりましたが、古泉先生にお会いし、それらの不安はすぐに吹き飛びました。我々の前に現れた古泉先生はとても穏やかで、高身長にも関わらず威圧感は一切なく、物腰は柔らかかつ謙虚で、ジェントルマンなお方でございました。古泉先生自らフレンドリーに医局員へ接して下さり、琉大医局の雰囲気を変えることなく自然と馴染んで下さいました。
就任早々、医局員の業務体制や県内の眼科事情、若手医師の指導、学生・研修医のリクルートなど様々な方面に目を向け、皆にとってより良い環境となるよう率先して行動して下さり、この半年間で様々な改革・改善が進んでいます。毎週の症例検討会や、若手医師の教育、検査技師への指導など、医局のレベルアップはもちろんのこと、沖縄全体の医療水準を向上すべく、様々な講演会の企画、地域医療の連携にも熱心に力を注いでおられます。(中でも特に驚いたのは、患者様を御紹介頂いた他院の先生方により疾患への知識を深めて頂こうと、我々が作成した下書きに教授自ら赤ペン先生の如く、直筆で添削を行い、添付データの確認までして下さるのです…!)
古泉先生の語る眼科の魅力に引き込まれ、眼科に興味を持つ学生さんや研修医の先生が確実に増えたことを感じます。既に医局へ多数の問い合わせがあり、琉大眼科の今後が大変楽しみでなりません。古泉先生と共に沖縄県の医療水準の向上、そして琉球大学の発展のために我々も精進して参ります。
最後になりますが、改めまして、古泉英貴教授、琉球大学へようこそいらっしゃいました。益々のご活躍とご清祥を医局員一同、心よりお祈り申し上げます。(湧川空子)