年: 2023年

琉球大学医学部 眼科

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【APVRS 2023 Hong Kong 参加報告】

2023年12月8日~10日に香港で開催されたThe 16th Congress of the ASIA-PACIFIC VITREO-RETINA SOCIETYにて参加・発表をしてきました。コロナ禍もほぼ終わりを迎え、アジア諸国を中心に、大変多くの参加者で賑わっていました。

私はAPOIS-APVRS Symposium 2: Polypoidal Choroidal Vasculopathy、The Macula Society Sponsored Symposium on Central Serous Chorioretinopathyの2つのシンポジウム発表があり、準備を含め多忙でしたが、琉大眼科の皆で力を合わせて頑張った研究成果をアピールできる良い機会となりました。また、横浜市立大学の門之園教授がTano Lectureでのご講演をされ、先生が起こされた網膜硝子体手術における数々のイノベーションの偉大さを再認識し、日本人として非常に誇らしい瞬間でした。各国の顔馴染みのドクターも多く参加しており、さながら何年か振りの同窓会のような雰囲気でした。

APVRSは欧米の学会よりも英語のハードルも低く、将来海外留学や国際舞台での活躍を夢見る若い先生方にとっても、その登竜門としてお薦めします。来年はシンガポールで開催されますので、琉大の若手の先生と一緒に参加できればと思っています。(古泉英貴)

 

 

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【第4回日本眼科AI学会、第62回日本網膜硝子体学会総会参加報告】

2023年11月23日~26日、パシフィコ横浜ノースにて開催された第4回日本眼科AI学会、第62回日本網膜硝子体学会総会に参加させて頂きました。

当院からは、宮良先生が一般講演「中心性漿液性脈絡網膜症の黄斑部渦静脈吻合に関与する解剖学的因子」の発表を、古泉英貴教授が同セッションの座長、「Intravitreal Aflibercept 8mg in nAMD: Phase 3 PULSAR trial 60-Week results」の講演、フェアウェルセミナー「nAMD治療におけるバビースモの血管安定化のメカニズムと実臨床での有用性」の座長を務められました。宮良先生の演題は「The 3rd Asia Retina Congress」の優秀演題に選ばれ、同学会でポスター発表も併設して行われました。私たちの研究に対する関心の高さを認識すると共に、pachychoroidに対する関心の高さが伺い知ることができました。今回、たまたま同セッションで発表されていた古郷先生、船津先生、草田先生ともお話できましたが、皆確固たる仮説と信念を持ちそれぞれの研究を行われておりました。中心性漿液性脈絡網膜症やpachychoroidは何が原因でどのような根本治療が効果的なのか、私たちの世代でも結論は出ないかもしれませんが、今後も研究を続けるモチベーションとなりました。

第26回盛賞受賞講演では、北岡隆先生の「硝子体手術 -その変性、術式の改善・難治症例の克服を目指して-」を拝聴させていただきました。硝子体術者として、現在の硝子体手術が洗練されより安全に、治療成績も向上しているのは、北岡先生をはじめ多くの先生方が情熱を持って研究を行ってきた成果を享受しているのだと思います。また、今回は第4.5/5回「虎馬会(Trauma-Kai)」にも参加させていただき、外傷に対して多くの先生が重症な外傷症例に最適な加療を行うべく苦心しているのを知り、硝子体術者としてもまだまだやらなければならないことが多くあることを実感しています。

シンポジウムでは眼炎症性疾患に対する分子標的薬の進化、網膜色素変性に対する新しい抗炎症RP治療薬、眼悪性リンパ腫の診断と治療、後眼部感染症鑑別の重要性について拝聴できました。いずれも実臨床にとって非常に重要で自身の知識の整理に繋がりました。また、網膜硝子体ヒストリアではレジェンド級の先生方の素晴らしい研究内容を拝聴しましたが、特に国際学会の講演の重要性、日々戦いを続けられている大野京子先生のプレゼンテーションに圧倒されました。
最後に、眼科AI学会では多くの眼科以外の領域の先生の講演を興味深く拝聴しました。AIは今後の眼科領域の臨床、研究に深く関わってくる可能性があります。一方で、AIを全て信用するわけにも行かず、全ての仕事や学術活動がAIにとって変わることは考えられず、使いこなす我々が深い知識を持っていなければ、使いこなせない領域であると理解しました。私自身、AIのことを何も知らないな、と痛感しましたが、AIは取っ掛かりが難しく、、、誰か優しく教えていただける方は連絡ください。

横浜で観光もせず、学会場に籠もりきりの4日間でしたが、充実した時間を過ごすことができました。本学会に携わった全ての関係者の皆様に深く感謝申し上げます。(今永直也)

 

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【第77回日本臨床眼科学会参加報告】

2023年10月6日〜9日に東京国際フォーラムで開催された第77回臨床眼科学会に参加して参りました。眼科1年目の私にとっては初めての学会参加であり、興奮と期待に胸を膨らませて臨みました。

当院からは古泉英貴教授の講演「Faricimab in nAMD: 2-year results from TENAYA Japan subgroup」、インストラクションコース「実践!眼底自発蛍光 加齢黄斑変性」、今永直也先生のランチョンセミナー「チャレンジ硝子体手術 視機能温存への挑戦」、愛知高明先生「結膜悪性黒色腫 16例の治療と予後」、眞榮平茉莉奈先生「抗血管内皮増殖因子薬硝子体内注射後に発症した一過性網膜中心動脈閉塞症の検討」、宮良安宣先生「中心性漿液性脈絡網膜症の黄斑部渦静脈吻合と脈絡膜血管透過性亢進所見」、新崎遥先生のポスター発表「帝王切開術後に発症したacute macular neuroretinopathyの1例」がありました。普段一緒に働いている先生方が活躍されている姿を見るて、多くの学びを得ると同時にたくさんの刺激を受けることができました。

インストラクションコースでは若手にも分かり易い講義が充実していました。白内障難症例の手術についてのレクチャーは、最近白内障手術の執刀を始めた私にとってとても勉強になる内容であり、今後の診療にすぐ活かしていきたいと思いました。興味を持っていても参加できなかった講演も多数あったため、オンデマンドでの配信も心待ちにしています。
古泉教授の一般講演ではFaricimab治療成績についての最新の知見を得ることができ、また同じセッション内のTivozanib点眼薬による加齢黄斑変性治療についての研究は初めて耳にする内容でとても驚きがありました。日々の外来では多数の患者さんに硝子体内注射を施行していますが、点眼での治療が可能になれば患者さんの負担も軽減することが予想され、とても魅力的な研究内容だと感じました。

学会後の勉強会や懇親会では他大学の先生方と交流させていただく機会もあり、会場内外で充実した時間を過ごすことができ、明日からの診療への意欲も湧いて参りました。学会長を努めて下さった筑波大学大鹿哲郎先生をはじめとする関係者の方々に感謝申し上げます。(下地拓朗)

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【第34回日本緑内障学会 参加報告】

上記学会に参加してきました。大学病院からは澤口先生と私でしたが、ちばなクリニックから北村先生が参加し、一般口演での発表を行いました。この発表は若年者におけるprimary angle closure diseaseの特徴を後ろ向きに観察したものです。会場からは屈折値(特に角膜曲率)や眼軸の変化を長期で観察するのはどうかというアドバイスをいただきました。
その他いくつか印象に残っているものを報告します。まずは偏光OCTの話です。この偏光OCTを用い線維柱帯切除術(濾過手術)後の濾過胞を撮影し、瘢痕化の程度をscar volume(mm3)と定義して検討したところ、手術成功群と不成功群とで有意差があり、術後予後予測に有効である可能性があるという。会場からは術前から瘢痕化(強角膜切開の白内障手術やその他眼科手術)を計測することにより術後予後予測ができないものかとの質問などがなされました。術前の瘢痕化の状況で術後経過が変わるのであれば,とても興味深いと思いました。
シンポジウムでは「篩状板を科学する」というタイトルで4人の講演がありました。日常の診療では篩状板の構造まで細かく診る余裕はありませんが、解剖学的特徴や実際の画像の見かた(アーチファクト)などを講演していただき、困ったときの助けになると実感しました。
その他、眼科とは直接関係はないのですが、緑内障治療開始前と開始後における患者心理からアプローチするコツを精神科の先生が講演してくださいました。ポイントは神経症性の傾向がある患者さんとそうでない患者さんとで言い方を変えること。同じことを伝えるにも言い方をポジティブにするかネガティブにするかで患者さんのとらえ方は変わってきます。通り一遍の説明ではなく、使い分けることにより患者さんが治療脱落しないように努力することがとても大切だと実感しました。通常の外来では脱落していない患者さんのみを診察しているだけで、その背景には脱落している大勢の患者さんがいることを改めて知らされました。
今回の学会は会場が微妙に離れた2か所で開催されていたことと、天候も悪かったこと、そして見たいセッションがかぶっていたこともあり、やや不完全燃焼な状態です。幸いオンデマンド配信がありますので、燃え尽きるまで参加したいと思います。(力石洋平)

 

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【第39回日本眼循環学会 参加報告】

2023年7月22日(土)・23日(日) に奈良県コンベンションセンターで開催された第39回日本眼循環学会に参加してきました。眼循環学会は全国学会でも比較的小規模の学会のおかげで、地方都市ならではの雰囲気を味わうことができます。駅からほど近い興福寺周辺でも多数の鹿がおり、奈良県の雰囲気を存分に堪能しましたが、残念ながら鹿せんべいは買えず。琉球大からは古泉教授、今永、医学科4年生の黒島長優君が参加しました。

琉球大学からは、黒島君に「滲出型加齢黄斑変性に対する抗血管内皮増殖因子療法後の患眼・僚眼の広域脈絡膜厚変化」の臨床研究の成果を発表していただきました。黒島君は琉球大学のカリキュラムである医科学研究で眼科に配属され、一般的な加齢黄斑変性とpachychoroid neovasculopathyにおける抗VEGF薬硝子体内注射後の脈絡膜変化を、広角OCTで粘り強く解析を行い、無事研究成果として学会報告できました。昨年の視能訓練士に続き、今回ついには学生にまで発表させてしまい、学会場で他大学の先生から「琉球大学はそこまで人手がいないのか?」と心配されましたが、彼の熱意と勤勉さに感銘し発表に指名したのであって、そんなことはありません。その証拠に、発表もつつがなく終了し、質疑応答も無難に答えていました。全国学会の発表で、教授クラスの質問にしっかり答える医学生という構図はとても驚きましたが、彼の勉強と発表準備の賜物であります。黒島君には自身の研究だけでなく我々の研究にも多大な貢献をしてもらい、今後も医学研究を続けてほしいと思いますし、彼のように熱意ある学生がまた来年・再来年発表してくれたら、琉球大学だけでなく学会も盛り上がるのではないかと思います。

シンポジウム1の「パキコロイド最前線!」では未だに論争が尽きないパキコロイドの病態について、ICGA、多種多様なOCT、LSFG、自律神経の評価から分子生物学的な解釈まで、様々なエキスパートの先生から多くの知見を講演していただきました。そして会場では大激論が交わされました。やはりパキコロイドの病態概念の本質を解き明かすことは、網膜脈絡膜領域での最重要課題の1つでありと痛感いたします。私の研究対象であるpachysclera理論も、当然ですがまだ全人的に受け入れられているとは言い難く、今後も更なる研究を行い、論文という形で学術的な貢献が必要であると痛感しました。また、松山賞受賞講演では滋賀医大の大路先生の講演を拝聴し、臨床上の疑問を解明することの大切さ、面白さをたくさん拝聴することができ、とても刺激を受けました。

眼循環学会はほぼ毎年参加させていただいていますが、今回も日々発達するイメージングを用いて眼循環を解き明かす、非常にエキサイティングな学会でした。最後に、黒島君の発表を快く快諾していただいた、学会長の緒方奈保子先生や事務局の方々に、この場を借りて御礼申し上げます。(今永直也)

 

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【2023 IOCS Conference参加報告】

6月23日~24日にオーストリア・ウィーンで開催された2023 International Ocular Circulation Society (IOCS) Conferenceに参加・発表してきました。今回はIOCSのPresidentである名古屋市立大学名誉教授の小椋祐一郎先生にご指名頂き、“Beyond the retina”というセッションで“CSC and sclera: What we have learned so far”のタイトルで講演を行いました。今回初めての参加でしたが、規模も大きすぎず、講演後も密なディスカッションが行われ、とても素晴らしい会だと思いました。日本人の先生方も多く参加されており、医局運営などの情報交換もできたのも収穫でした。Speakers Dinnerはウィーン郊外のホイリゲ(オーストリアのワイン酒場)で行われ、カジュアルな雰囲気の中、海外の先生方とも楽しく有意義な時間を過ごすことができました。次回は2年後に開催されるとのことで、医局の先生達にも勧めてみたいと思います。(古泉英貴)

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【第93回九州眼科学会参加報告】

2023年5月26日〜28日にアクロス福岡で開催された第93回九州眼科学会に参加させて頂きました。コロナ禍も落ち着いてきたことにより、現地の発表はもちろん、懇親会も盛り上がった実りのある学会でした。
 琉球大学からは私の他に、森先生が「急性リンパ性白血病の視神経網膜浸潤に対しメトトレキサート硝子体内注射が奏功した1例」、安次嶺先生が「成人T細胞白血病患者に生じた急性網膜壊死の1例」について、モーニングセミナーで澤口先生がキヤノンS1の研究、診療への役立て方に関しての発表をされました。同期の発表はクオリティが高く刺激となり、先輩の先生の経験値に基づいた懐の深い発表は勉強になるとともに、いかに理解してもらうかと工夫する発表の姿勢を自分も吸収したいと思いました。
 福岡歯科大の大島教授の特別講演では滲出型AMDの病態と治療について抗VEGF治療とPDTの併用療法の有用性について、pachychoroidの概念も織り交ぜ最新の知見を知ることができ、これからの治療が変わることを予感させる、大変印象深い講演でした。
 古泉教授が座長を務められたたランチョンセミナー「nAMD治療の新時代-NEXT STAGE-」ではAMDの病態とリアルワールドでのファリシマブの立ち位置などのアップデートをすることができました。九眼勤務医セミナーでは、ダイバーシティ促進の観点から、女性医師のキャリア形成、出産育児の問題点の難しさ、解決することの大切さを改めて痛感しました。そのほかにも様々なセッションに参加しましたが、九州眼科学会ならではの貴重な症例から、最新の知見に基づく病態理解や治療方針、手術法など日々の臨床に役立つ話題を聞くことができました。学会の懇親会では他大学の先生方と意見交換したり、古泉教授にご招待頂いた素敵なお店で福岡の美味しい料理を楽しみながら、プライベートな話にも花が咲いた大変充実した日々でした。
 私個人としては、自身で初診から診察し、上級医の先生とともに治療に携わる事のできた「調節麻痺薬点眼後に著明な眼圧上昇を来した小児ICE症候群の1例」を自身初となるオーラルで発表をすることができ、大変貴重な経験となりました。力石先生、澤口先生を初めとする先生方のご指導のおかげであり、本当に感謝しています。日々の診療に今回の経験を活かせるよう、気を引き締めて頑張りたいと思います。 (照屋快斗)

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【The 30th Anniversary Meeting of the Retina Center at Pali Momi: An International Vitreoretinal Symposium 参加報告】

2023年4月28日~30日にホノルルで開催された学会に、以前より長く親交のあるハワイ大学教授のGregg T. Kokame先生にお声掛け頂き、参加・発表してきました。本会はKokame先生のプライベートクリニック開設30周年を記念して企画され、世界中から高名な網膜専門家が参加しており、非常に光栄な機会でした。会場はワイキキのHalekulani Hotelでリゾート感に溢れ、学術的な内容はもちろん、随所にKokame先生らしい細やかな気遣いがみられる、とても温かい会でした。ハワイは歴史的にも沖縄と繋がりが強く、今後も医局の先生も一緒に、良い交流をしていければと思っています。改めて、Kokame先生、本当におめでとうございます。益々のご健勝、ご発展をお祈りしています。(古泉英貴)

お知らせ

【視能訓練士(CO)急募!】

視能訓練士の退職、産休に伴い視能訓練士を募集しています。

琉球大学病院は沖縄県内唯一の大学病院として沖縄県の眼科医療を支えています。毎日多くの患者様が来院されており、最先端の検査、診断、治療を行えるよう眼科スタッフ一丸となって日々の診療を行っています。網膜硝子体、緑内障、ぶどう膜炎、小児眼科など各専門外来を設置していますが、正確な診断、適切な治療を行うにはどの専門分野においても視能訓練士の力が欠かせません。視能訓練士無くして高度な診療は行えないといっても過言ではありません。

当科では視能訓練士のスキルを向上させるための生涯教育にも力を入れています。視能訓練士として成長したい方、沖縄県の眼科医療を支えたいと熱い思いをお持ちの方、是非当院で一緒に働いてみませんか。大学病院と臆することなくまずは気軽に門を叩いてみてください。心よりお待ちしています。

募集職種:視能訓練士(フルタイム非常勤職員)1名

※フルタイム非常勤職員として勤務後、選考の上常勤職員への配置換を検討

業務内容:眼科一般検査業務

就業場所:琉球大学病院 眼科

勤務時間:8:30~17:15

※休憩時間60分あり(週38.75時間勤務)

※所定労働時間外勤務(月3時間程度)を命じる場合があります。

休日:土・日曜日、国民の祝日、年末年始(12月29日~1月3日)

休暇:年次有給休暇及びその他の休暇制度があります。

給与等:【給与】(令和5年4月1日現在)

• フルタイム非常勤職員

短大3卒 日給:8,180円~11,800円

大学卒 日給:8,690円~11,800円

※給与は、本学の規定に基づき、経験年数に応じて決定します。

※上記の給与から、税金・雇用保険・社会保険料の自己負担分を控除します。

【諸手当】時間外労働手当,通勤手当,住居手当,期末・勤勉手当 等

※各種手当には支給要件があります。

各種保険:①フルタイム非常勤職員

完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)

応募資格:視能訓練士免許取得者

問合せ先:〒903-0215 沖縄県中頭郡西原町上原207番地

琉球大学上原キャンパス事務部 総務課 人事第二係

TEL 098-895-3331(内線1009)/FAX 098-895-1090

E-mail bysjinji2@acs.u-ryukyu.ac.jp

 

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【International Retinal Imaging Symposium 2023 参加報告】

2023年3月31日~4月1日に米国ロサンゼルスのUCLA Meyer & Renee Luskin Conference Centerで開催されたInternational Retinal Imaging Symposium (IntRIS) 2023にて参加・発表をしてきました。IntRISは眼底イメージングに特化した研究会で、最新のテクノロジーや新しい疾患概念に関する情報を手に入れることのできる、私自身もとても大切にしている会です。他のメンバー制のsocietyと比較しても規模が小さく、その分参加者同士の距離が近いのも特徴です。今回は4年ぶりのリアル開催となり、世界中の多くの友人達とも再会でき、最新のホットトピックスを多く拝聴することができました。懇親会は今回のIntRISのpresidentであるDavid Sarraf先生のご自宅(マリブの大豪邸!)で行われ、会の雰囲気そのままのアットホームな時間となりました。今回は近畿大学の眞野先生、佐藤先生とご一緒し、お二人とも若手ながら大変堂々としたプレゼンテーションと質疑をこなされていたことに感銘を受けました。琉球大学からも来年はこの場にチャレンジしたい若手と一緒に参加できればと思っています。(古泉英貴)