年: 2019年

琉球大学医学部 眼科

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【7th International Congress on OCT Angiography and Advances in OCT 参加報告】

12月13日~14日にイタリア・ローマで行われた7th International Congress on OCT Angiography and Advances in OCTにInvited Speakerとして参加させて頂きました。この学会は毎年12月に主にOCTやOCT angiographyを初めとした眼底イメージングの研究発表を主体として行われており、今回は2年ぶりの参加となりました。毎年規模が大きくなり続けており、聴講したいセッションが並行して行われているのが残念でしたが、ここでしか聞けない新規性のある話題が多くあり、大変勉強になりました。私自身はPachychoroid Disease Spectrum のシンポジウムで主にCSCの新規知見につき講演しましたが、海外のビッグネームの先生方とも有意義なディスカッションができ、来年からの臨床と研究の展望が明確になったのが大きな収穫でした。同じく日本から御参加の名古屋市立大学の吉田先生、野崎先生、京都大学の加登本先生、韓国やシンガポールの古くからの友人の先生方ともディナーでも御一緒し、アフターでも美味しく楽しい時間を過ごさせて頂きました。非常に慌ただしい弾丸出張でしたが、今後も琉球大学眼科から世界に向けての情報発信を益々加速させていきたいとの思いを強くし、帰途につきました。(古泉英貴)

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【第58回日本網膜硝子体学会総会 参加報告】

2019年12月6日から12月8日まで長崎で開催されました網膜硝子体学会に参加してきました。網膜硝子体学会はメディカル網膜、サージカル網膜など臨床研究が中心の、全国から網膜専門医が集まる大変有意義な学会のひとつです。今回は古泉教授、山内遵秀先生、玉城環先生、湧川空子先生、寺尾で参加しました。

本学会では近年トピックとなっているpachychoroidや難治性黄斑円孔に関連する発表が注目されていました。Pachychoroidに関してはかなり疾患概念も整理されてきた印象をうけましたが、まだ病態解明には至っておらず、さらに研究が加速する印象をうけました。難治性黄斑円孔はその治療法としてinverted ILM flap techniqueの有効性が報告されて以来、注目され続けている分野です。本学会では自家網膜移植術の治療成績が報告され、アンメットメディカルニーズに対する治療として非常に興味深い内容でした。

琉球大学からの発表は以下の通りです。

12月6日(金)

・ランチョンセミナー1「nAMD治療の疾患活動性を考える」

発表 『PCV治療を再考する ~ポリープと視力の関係性~』 古泉英貴

・学術展示 脈絡膜・循環

座長 古泉英貴

・イブニングセミナー2 「最新網膜診断装置の活用法」
発表 『黄斑疾患とMP-3 ~私はこう使う~』 古泉英貴

12月7日(土)

・一般口演15

発表 『沖縄県における滲出型加齢黄斑変性の臨床的特徴』 玉城環

・イブニングセミナー4 「教えてくれんね!パキコロイド」

座長 古泉英貴

12月8日(日)

・モーニングセミナー4 「黄斑イメージング徹底分析」

発表 『Pachychoroid関連疾患の病態理解』  寺尾信宏

玉城環先生は一般口演で「沖縄県における滲出型加齢黄斑変性の臨床的特徴」について発表されました。大規模疫学研究である久米島スタディにおいて、沖縄県民は本土と比較し遠視および閉塞隅角が多いことが報告されており、眼球の解剖学的背景が異なると考えられています。本発表では、滲出型加齢黄斑変性に占める、近年新しく提唱されたpachychoroid neovasculopathy(PNV)の頻度について検討。結果、PNVの頻度は38.6%と本邦での既報と比較して高いことがわかりました。短眼軸、遠視とPNVの関わりはまだ限定的ですが、今後さらに研究を続けて、PNVをはじめとしたpachychoroid関連疾患の病態解明を目指したいと思える内容でした。

長崎は沖縄からは飛行機で1時間半と非常にアクセスがよく、移動には大変便利でした。長崎は異国文化、グルメ、史跡などが特に有名で、観光都市としてもさまざまな顔をもちます。学会場への移動には路面電車が有効でした。路面電車に揺られながら歴史ある街並みを堪能することができ、夜はおいしい中華や海鮮料理を楽しむことができました。

次回の網膜硝子体学会にはさらに充実した演題を発表していけるよう努力していきたいと思います。(寺尾信宏)

 

 

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【APVRS 2019 Shanghai 参加報告】

2019年11月22日〜24日に中国上海で開催された13th Asia-Pacific Vitreo-retina Society (APVRS) Congress 2019に参加してまいりました。APVRSはアジア太平洋諸国から網膜硝子体疾患の最新の知見が飛び交う非常にホットな学会です。今回古泉教授、玉城環先生と一緒に、我々入局1年目の知念・大城も随行させて頂きました。

琉大からは環先生が、沖縄における加齢黄斑変性の臨床像に関してポスター発表されました。環先生のポスターの前に足を止める人を見かけてはドキドキしていましたが、あとで古泉教授からアジアの高名な先生方も注目されていたとお聞きし、海外学会は沖縄から世界に情報を発信できる機会なのだと改めて実感しました。古泉教授は各国からの招待講演で珍しい症例報告を集めたセッションで「Spontaneous Resolution of MacTel?」の題で発表されました。今回の学会では症例報告のセッションがいくつかありましたが、他のシンポジウム等に比べ私達でも理解しやすく、日本では出会えないような症例などもあり、終始わくわくしながら拝聴しました。

11月は上海蟹の季節です!古泉先生の旧友である東京女子医大の丸子先生達とのお食事会も参加させて頂き、上海蟹づくしのコースを堪能しました。火鍋、小籠包、上海料理も美味で、雑技団の人間離れした技に感動したり、430km/hのリニアモーターカーに大喜びしたりと上海観光も楽しみました。

実は出発前に上海観光計画を立てていたら、古泉教授から「学会は遊びに行くのではなく、学びにいくところ。どんなに英語がわからなくても、とにかく朝から会場に座って、少しでも理解できるように努力しなさい。」と釘をさされ、意気消沈で会場に向かいました。はじめはお経に聞こえたシンポジウムも、座禅を続けると不思議と理解できるところが増え、古泉教授の鬼の?アドバイスのお陰で、学び多い貴重な経験となりました。入局1年目にも関わらずこのような素晴らしい機会をくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。最後に中国では症例が集まりやすく、臨床試験の体制が整えばすぐにデータが揃う環境にあると感じました。今後も日本発の医療が世界をリードできるよういつか貢献したいな、との思いを胸に帰国しました。(知念央恵・大城綾乃)

お知らせ

【眼科スプリングキャンプ 2020 のご案内】

日本眼科学会・日本眼科医会が共催で毎年開催している、全国の医学部生・初期研修医の皆様に眼科の魅力を知って頂くプログラムです。

例年夏に開催しておりましたが、2019年より春開催となりました。

開催日時 2020年3月21日(土)~3月22日(日)

場所 千葉県木更津市 かずさアカデミアパーク

募集期間 2019年11月18日(月)~2020年1月10日(金)(先着順)

毎年募集開始後、すぐにキャンセル待ちになる大変人気のイベントです。琉球大学の医学部生(4~6年生)・沖縄県内で初期研修中の先生方、参加ご希望の方は、早めに琉球大学眼科医局までご連絡ください!

問い合わせ先:http://ganka.skr.u-ryukyu.ac.jp/sr/summercamp/

 

 

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【AAO2019参加報告~Best Poster受賞!~】

2019年10月10日から10月16日まで米国サンフランシスコで開催されたAmerican Academy of Ophthalmology(AAO)に参加してきました。AAOは眼科において世界で最大級の学会発表の場であり、眼科における全分野の最先端の研究と講演の場となっております。演題採択率も低く(30%程度と聞いています)、非常に狭き門ですが、今回幸運にも現在研究している内容がポスター発表で採択され、AAOに参加して世界最先端の眼科学を垣間見ることができました。

AAOは本学会開催前に各分野の講演に特化したsubspecialty dayが行われますが、網膜分野は2日間の長丁場になります。16時間の時差ボケと戦いながら拝聴しましたが、興味深い分野が目白押しでした。手術の分野ではprecision subretinal delivery systemを用いて網膜に対する細胞移植や遺伝子治療を行うデバイス、巨大黄斑円孔に対する網膜移植、ピット黄斑症候群に対する内境界膜翻転法など、明日からできそうな技術と今後の発展を期待させる方法を多く見ることができ、網膜硝子体手術における今後の期待がより一層膨らみました。また機械展示では、古泉先生のご厚意によりヘッドマウントサージェリーを体験することができ(下記写真のヘルメットを被り鑷子を操作しているものです)、近未来の手術を体験してきました。少し慣れれば直感的に操作が可能であり、OCTへの切り替えも瞬時に可能と大変面白いものです。ヘルメットが結構重量があり、アラフォーの私には首へのダメージが大きく長時間の手術は難しそうですが、今後の発展が大いに期待できます。近い将来、眼科の手術はヘルメットやサングラスをかけて行うのが一般的になる予感がしました。

自身の演題は「中心性漿液性脈絡網膜症(CSC)眼における強膜厚の検討」で、未だ明確な発症メカニズムが不明のCSC眼に対して解剖学的な検討を行いました。現状CSCは古典的なレーザー治療や光線力学的療法しか治療法がなく、今回の学会でもVICI studyの結果から選択的アルドステロン受容体拮抗薬がプラセボ群と差がないことが示されています。我々は現在、CSCの新たな病態の発見とそれに基づいた治療アプローチの可能性を模索していますが、今回の演題は非常に高い評価を頂き、光栄にもベストポスター賞をいただくことができました。今年の日本からの網膜分野での発表では唯一の受賞であったとのことで、御指導いただいた古泉先生、寺尾先生に拝謝申し上げます。

また古泉先生は今回で通算10年間にわたり演題が採択され、AAO Achievement Awardを受賞されました。琉球大学眼科でも今後も20年、30年の演題採択を目指し、医局員一同研鑽をしていきたいと思います。

今回琉球大学からは寺尾先生、古泉先生と参加しましたが、古泉先生や寺尾先生の古巣である京都府立医科大学の先生と夕食会などご一緒させていただきました。沼先生は培養角膜内皮細胞移植の術後成績で口演をされており、自分より若い先生が英語で講演しているのに大変刺激を受けました。木下先生や外園先生を始め、京都府立医科大学の先生方にはこの場を借りてお礼を申し上げます。

また学会以外でもアルカトラズ島付近へクルーズ、サンフランシスコ・ケーブルカーやゴールデン・ゲート・ブリッジの観光、グルメに関してもステーキに始まり新鮮な海鮮料理やチャイナタウンでの飲茶など、学会での勉強と同時並行で堪能させていただきました。特にサウサリートから望むサンフランシスコは非常に美しく印象的でした。来年はラスベガスでAAOが開催されます。今回の貴重な経験を糧に、また難関を突破し、AAOに演題採択されるよう精進していきたいと思います。

(今永直也)

 

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【第30回 日本緑内障学会参加報告】

今回、第30回日本緑内障学会(2019.9.6-9.8)に参加、発表してきました。出発時は台風の心配もありましたが、学会期間中、気温は高く暑かったですが、天気は良かったです。今回の学会は同じ時間帯に興味があるセッションが重なっており、より興味がある方を選択しました。1つ目はトラベクロトミー(眼内法)です。近年のデバイスの進歩に伴い、より簡便な手術が増えてきました。適応としては軽度~中等度の視野異常のある患者さんですが、レクトミーの前に一度トライするにはいい手術だと考え、最近自分でも症例数が増えてきています。今後も引き続き行っていける手術だと感じました。

また、ランチョンセミナーではOCTでの解析や血流(レーザースペックル)の話が面白かったです。OCTは日常でも頻用していますが、新たな視点で見る、具体的にはNFLDの開き具合の角度の変化やRNFLやGCCの厚みのスロープで進行を見るといった、普段の検査でできることを講演されました。血流はまだ基準値ができていないので、診断には難しいというお話でしたが、今後そう言った基準値も設定していくことになるとのことでした。ランチョンセミナーというにはもったいなく、インストラクションもしくはシンポジウムに匹敵するようなセミナーでした。

イブニングセミナーでは、緑内障眼に対する白内障手術という内容でした。術中の灌流圧を20mmHgで行っている先生や、同時手術のポイントなどもありました。今後、高齢化が進むにつれ、白内障と緑内障の同時手術は増えてくると思われます。ただ、IOL眼に対する濾過手術または同時手術は単独と比べて予後が悪いとの報告もあるので、適応は慎重に行う必要があります。このセミナーで最も記憶に残っているのは、IOLの選択です。今は自分の好みや入れやすさで選んでいますが、高度な遠視などの場合は水晶体嚢が小さいためにIOLの種類によっては光学部が前方に偏位するそうです。このレンズを同時手術などに使用した場合は前房が形成不全の際にはIOLが虹彩にcaptureされる可能性が高くなります。そういう意味では症例によってIOLの選択も必要であるという内容でした。この時の講演での高度な遠視とは眼軸が16mmという状況でしたので、出会う可能性は少ないように感じますが、当院でも19mm程度は珍しくはないので、その際はこのことを念頭に適切なIOL選択を行っていきたいです。

発表に関して今回は急性原発閉塞隅角症における黄斑部網膜血管密度(Vessel Density: VD)および黄斑部神経節細胞複合体(Ganglion cell complex: GCC)の経時的変化を発表しました。WGCで発表したものの観察期間を6か月まで延長できたので、それを報告しました。結果としては有意に減少がみられたのはGCCであり、VDは減少傾向にはあるものの、有意差はありませんでした。ただ、血管密度に関しては3か月までは減少傾向であったものの、6か月では有意に増加していました。これは一過性現象ののち、回復していると考えられ、眼圧上昇による不可逆性の変化ととらえることができます。また、座長の先生からは眼圧で分けるのではなく、虚血性散瞳の有無で分けるのはいいですねと評価していただきました。

今回、ポスターの数は少ないように感じましたが、その中で特に興味があったのが1つありました。ERMに対してILM剥離を行った前後のGCCをコントロール群と緑内障群で比較したものです。観察期間は6か月で、結果としては有意差がないとのことでした。当院では緑内障眼のERMに対するILM剥離は慎重に(むしろ行わない方向)が主流だと思っていましたので驚きました。長期予後ではないのと緑内障の程度の記載はなかったようですので重症度でも比較しないといけないかもしれないと感じました。

以上、今回の学会の報告でした。最終日前日には他大学の先生たちと食事をする機会があり、熊本の郷土料理(馬、旨っ!)を囲んでいろいろな話ができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。(力石洋平)

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【第36回日本眼循環学会参加報告】

2019年7月19日(金)・20日(土)にロイトン札幌で開催された第36回日本眼循環学会に参加してまいりました。眼循環学会では、網膜・脈絡膜・視神経乳頭の循環に関する臨床・基礎の研究成果や、OCT angiographyなど最新機器の臨床応用についての発表・討論の場となっております。

琉大からは今永先生が「CSCにおける強膜厚の検討」について発表され、私、大城は「BRVOに対して抗VEGF薬投与後急速に増殖膜を形成した1例」の症例報告をさせていただきました。今永先生の演題は、学会前日に行われたpachychoroidに関する研究会でも紹介されるほど注目度が高く、講演後は各施設からの質疑で活発な討論が行われました。私の症例報告は、学術展示で40分間質疑応答の時間が設けられており、とても緊張しましたが、他施設の先生方からも多くをご教授頂き、貴重な経験となりました。古泉教授が座長を務められたコ・メディカルのための教育セミナーでは、眼科医と視能訓練士がそれぞれの立場から病態に基づく撮影ポイントなどを若手医師にもわかりやすく説明して下さりました。北大の石田教授が今回最も力を入れていたセミナーとのお話もあり、大変充実した内容でした。

懇親会では、第一線で研究をされている先生方のお話をお聞きすることができ、自身のビジョンも膨らむ刺激的な機会となりました。学会の後はビアガーデンで地ビールを頂いたり、ジンギスカン、スープカレー、海鮮(本当に美味しかった!!)など、北海道グルメも満喫できました。

はじめての学会参加・発表でしたが、古泉教授、今永先生はじめ医局の先輩方に多くをご指導頂き、実り多い経験をさせて頂きました。心より御礼申し上げます。また日頃、古泉教授から勉強会や外来の合間に教えて頂く事や、専門外来宛の紹介状への返書作成を通して勉強した事柄が学会でのトピックとしてあがっており、忙しい日常業務の中でも最新の知識にふれることができる環境に改めて感謝するとともに、明日からもより一層頑張ろう!と決意新たに帰路につきました。(大城 綾乃)

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【2019年度 琉大眼科 Academic Seminar 開催報告 】

2019年7月6日(土)にJR九州ホテルブラッサム那覇にて琉大眼科 Academic Seminarが開催されました。琉大眼科の現在の活動と教育方針、さらには今後の展望を広くご紹介するとともに、 学問・職業としての眼科学の魅力を多くの方々にお伝えすることを目的として企画され、昨年に引き続き第2回の開催となりました。研修医の先生方、医学部学生の皆様、医局員、総勢30名以上と多くの方々にご参加いただきましたお陰で大盛況の会となりました!

眼科医としての人生は始まったばかり!今の日常の業務内容や生活について、若き親富祖さやか医師による一番気になる部分のお話、眼科医14年目の江夏亮医師による眼科研修医の今、昔のお話、『眼科医になる!』、そして医局運営の要となる医局長 山内遵秀医師による『眼科医として生きる!』では、医局みんなでサポートする眼科専門医取得!、さらに大学内だけでなく関連病院を含めた心強い連携および臨床教育プログラムのお話がありました。最後に古泉英貴教授による『眼科学のすすめ!』、眼科は面白い!そして奥深い!その素晴らしい眼科医としての人生を如何に切り拓き、光明を見出していくか、さらに琉大眼科医局と医局員への教育に対する情熱、沖縄の眼科医療に対する思いを語られ、古泉教授の熱いエネルギーが伝わる御講演でした。

講演会後は同施設内のステーキハウスに移動しての懇親会が開催されました。みんなでゆっくりと食事をしながらの談笑に、懇親会ならではの飲みニケーションが加わり、終始和やかで朗らかな場となりました。昨年に引き続き、元気、やる気、活力みなぎる非常に楽しい会となりました。

ご参加いただきました皆々様に心より感謝申し上げます。週末のお忙しい中、貴重なお時間を割いていただき誠にありがとうございました!

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【第89回九州眼科学会参加報告】

初めまして。20184月に琉球大学眼科学講座に入局した後期研修医2年目の親富祖さやかと申します。今回5月31日~6月1日まで大分市で開催された九州眼科学会に初めて演者として参加し、視力予後が不良であった猫ひっかき病の一例について症例報告をしました。発表内容について簡単にご説明いたします。

猫ひっかき病はBartonella Henselaeが原因の感染症であり、視神経網膜炎を発症し特徴的な星芒状白斑を呈する疾患として知られています。一般的に猫ひっかき病は視力予後が良好とされてますが、発表した症例は治療後の視機能の回復が困難でした。最後に視力予後が良好であった症例を比較しながら治療成績について原因と考察し、早期の抗菌薬投与とステロイド治療の2剤併用療法、あるいは早期の抗菌薬単剤投与が視力予後が良好であり、高度な網膜浮腫および中心窩沈着物による網膜萎縮が視力予後不良になると考えられたことを述べました。

一緒に学会に参加する上級医の先生方から励ましていただいたり、指導医の先生と発表前日に読み合わせしたりするなど、最後まで面倒をみてくれてとても心強かったです。おかげで無事に学会発表を終えることができました。発表に至るまで国内外の文献検索やスライド作成した際、多忙の中を夜遅くまで学会準備や指導に当たってくれた指導医の先生に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

実際に学会に参加してみたら、私が思い描いていた学会とイメージが違っていました。学会とは何年も前から眼科専門医として経験積んできた眼科医師が発表する場と思ってましたが、九州眼科学会では、私と同年代の先生方や近い世代の先輩方の発表が多く、とても内容がわかりやすく勉強になったと同時に、今後の眼科医として研鑽を積むモチベーションにもなりました。また、角膜疾患、網膜疾患、緑内障など眼科の多岐に渡る分野の講演会を選びながら学んでいくことはとても楽しかったです。学会期間中、様々な大学でご高名な先生方とお食事会でご一緒させていただいたり、最終日の懇親会でも他大学の先生方とお話しする機会にも恵まれ、手術の手技についてこの手法で手術したら上手くいくとかこの方法で手術したら治療成績が良くなったなど、上級医の先生方が気さくに教えてくれたり、また眼科医としての将来の進路についてアドバイスなどを頂けてよかったです。また学会発表の機会があればぜひ参加したいと思いました。(親富祖さやか)

お知らせ

【2019年度 琉大眼科 Academic Seminar の御案内】

初期研修医および学生の皆様、琉大眼科からの御案内です。

令和元年76日(土)18:00JR九州ホテルブラッサム那覇にて、恒例の琉大眼科Academic Seminar(眼科医局説明会)を開催いたします。

琉大眼科医局の活動や業務内容、給与や休暇などの待遇面、専門医制度や関連病院などの実際、そして眼科の診療や研究の魅力についてご紹介させていただいた後、1900~の懇親会では賑やかに医局員と懇談の場を設けたいと思います。

今後の進路に迷っている方、眼科に少しでも興味のある方、是非お友達をお誘いの上、御遠慮なくお気軽にお越し下さい!皆様が抱いている疑問や不安を我々医局員にぶつけていただき、今後の進路を決める参考にして頂ければと考えております。琉大眼科の魅力を存分にお伝えすべく、医局員一同で鋭意準備を進めています。

事前準備の都合上、628日(金)までに、眼科医局(電話:098-895-1180、メール:flower-3@jim.u-ryukyu.ac.jp)に御連絡頂けますと有り難く存じますが、当日飛び入り、または懇親会のみの参加でも大丈夫です。昨年は、研修医の先生方、医学部学生の皆様、医局員、総勢40名以上と多くの方々にご参加いただきましたお陰で大盛況の会となりました。是非我々と共に楽しい時間を過ごしましょう!

これから夏本番を迎えますが、お体にお気をつけてお過ごし下さい。多くの皆様の御参加を医局員一同、心よりお待ちしております。