2018年9月20日〜23日にオーストリア・ウィーンで開催されたThe European Society of Retina Specialists (EURETINA)に参加させて頂きました。
EURETINAは、毎年ヨーロッパの各地で開かれる網膜硝子体分野の学会です。琉球大学からは古泉英貴教授がPolypoidal Choroidal Vasculopathyについてご講演され、「若い時にこそ広い世界を見ることが大切」という古泉教授の方針のもと、私湧川と北村先生が同行させて頂きました。
古泉教授と共に様々な分野の講演を聞いたり、インストラクションコースや機械展示をみたりと、とても有意義な時間を過ごしました。もちろん全て英語でしたので理解できない場面が多々ありましたが、古泉教授が私達にも馴染みやすいプログラムを事前に選んで下さり、合間に解説して下さったので、大変充実した時間となりました。眼科は今まさに最新の研究が進んでいる科であり、今後の発展が期待されている科であると、改めて感じました。
最終日の夜は日本の名だたる先生方との食事会に、大変恐縮ながらも、ご一緒させて頂きました。雰囲気の良いホイリゲ(オーストリア東部のワイン酒場のこと)にて、世界で活躍されている先生方から色々なお話を伺うことができ、とても貴重で光栄な時間でした。
今回、初の海外学会に参加させて頂き、得たものは多く、視野が大きく広がったように感じます。今後もこの経験を糧に、益々精進していきたいと思います。貴重な経験をさせて頂き、改めて御礼申し上げます。(湧川空子)