3月16日~17日に台湾・高雄で開催された2024 Taiwan Macula Society Spring Meetingで招待講演を行ってきました。那覇から台湾までは飛行機で1時間少しと日本本土に行くよりもずっと近く、沖縄在住の私にとってはとても有り難い立地です。台北には過去に何度か訪れてはいますが、今回訪問した高雄は半袖で過ごせるぐらい温暖で、美しく整備された港湾都市でした。
学会の内容はサージカル、メディカルの多岐にわたり、レベルの高いディスカッションが行われました。私はCSCの新しい病態と、現在国内で行っているAMD多施設研究(JARC)に関する2つの講演をさせて頂きました。学会前には高雄から2時間程度離れた、台湾のハワイとも呼ばれる最南端の墾丁で研究ディスカッションとエクスカーション(どちらかと言えばこちらが主でしたが、、、、)を行いました。2日間にわたり、台湾のWu教授、Liu先生、フランスのTadayoni教授、Caputo教授、近畿大学の日下教授とご一緒させて頂きましたが、長い時間ご一緒することで、各国の医療事情、アカデミアの現状、若手の教育、ダイバーシティやプライベートまで話が尽きず、学会のみでは得られない貴重な経験となりました。
台湾の先生方は一様に親日家で、ホスピタリティも素晴らしく、とても良い時間を過ごすことができました。この場を借りて深謝致します。(古泉英貴)